外国人の憧れの的　「ニッポンのトイレはスバラシイ！」

日本機械学会は23日に機械遺産（日常生活に貢献し歴史的に意義のある機械が登録される）に新たにTOTOの温水洗浄便座「ウォシュレットG」を登録した。この発表を受けフランスサイト「clubic.com」では漫画家、じゃんぽ〜る西さんの4コマ漫画を交えて日本のトイレとそれをつくったエンジニアたちに称賛の声をおくっている。

フランスをはじめ諸外国から日本を訪れた人はかなり高い確率で「日本のトイレは素晴らしい」とい言うのではないだろうか。日本の温水洗浄便座の普及率は今や70％を超えるという。フランスの公衆トイレ並びに家庭に温水洗浄便座はほとんど普及していない。日本に来てこの便座を体験した海外の人たちからは「トイレットペーパーの使用量が確実に減るのでとても環境に良いと思う」との声を聞く。

※画像はイメージですじゃんぽ〜る西さんの漫画では、日本にやって来たフランス人が温水洗浄便座を大好きになる過程がコミカルに描かれている。トイレの個室に入ったとたんに自動で便座のフタが開く様子におどろくフランス人のイラストがとても可愛らしい。

肛門を洗浄する際、水流がはね返って周囲を汚さないようノズルの角度は43度に設定されている。これは開発にあたった社員が実験に実験を重ねてはじき出した絶妙の角度であるという。電子機器と水という非常に難しい組み合わせを見事に調和させ、どこまでも快適さを追求する「モノ作りニッポン」に熱い視線が注がれている。



clubic.com
http://www.clubic.com/

TOTO ウォシュレットGが機械遺産登録へ
http://www.toto.co.jp/