回生ブレーキや再生可能エネルギーに注目
国土交通省は2012年7月30日、鉄道分野における低炭素化及び省エネルギー対策に関する連絡会議(第2回)および、エコレールラインプロジェクト推進検討会議を開催した。
全国の鉄道事業者や関係団体が参加。2013年以降の中長期的な低炭素化・省エネルギー対策に関する政策の動向計画や、夏の節電対策における取り組み状況や、エコレールラインプロジェクトの方針などを示した。
省電力化・低炭素化によって鉄道路線を丸ごとエコに
計画的な取り組みとして、停車時の回転抵抗によるエネルギーを他の列車に流して走行させる回生ブレーキや、ソーラーパネルなどの再生可能エネルギー発電設備の導入、駅構内の照明のLED化や空調の省エネ化などによる消費電力の抑制などが挙げられた。
具体的な進め方や支援策、設定方法などについては、引き続き調整を進め、最終的には、20%程度の省電力化・低炭素化を目指していく。
報道発表資料:鉄道分野における低炭素化及び省エネルギー対策に関する連絡会議(第2回)及びエコレールラインプロジェクト推進検討会議の結果について - 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/report/press/