「サラリーマン山本太郎」10日ほどで終幕
俳優で反原発活動家の
山本太郎が、7月17日をもって、
株式会社ソーラーリフォーム(東京都渋谷区)を退社していたことが分かった。
反原発運動への参加表明後、俳優としての仕事が減少した山本は、収入源を求めてソーラーリフォーム社に4月入社。配属先は営業部だった。
同社の事業内容は、太陽光発電施工事業の展開による自然エネルギーの普及だ。脱原発をうたう山本と、エネルギー観が一致したものと考えられていた。俳優で会社員という新しいライフスタイルも、注目を集めていた。
しかし、山本は入社式と新人研修には参加したものの、出社できたのは10日ほど。7月をもって退社したという。
もともと3ヶ月契約
山本の退社は、契約満了によるもの。
「日刊サイゾー」には、関係者の話が掲載されている。
同社関係者は「入社式の模様は、テレビやネットニュースで大きく取り上げられた。当社は事業を開始したばかりで、知名度ゼロだったのに、そのおかげで、ホームページにアクセスが殺到した。現在の当社の売り上げは、彼の入社なしでは考えられなかった」と語っており、「広告塔」として、十分すぎるほど元はとれたようだ。
同社では山本に契約の延長を申し入れたが、俳優業と反原発運動を並行して行う山本は、多忙を理由に断った。最終的には双方が合意のうえで、退社に至ったという。一時は激減した芸能活動も、現在では持ち直しつつあるようだ。
山本太郎、太陽光発電の会社を契約満了で退社|SANSPO.COM
http://www.sanspo.com/geino/news/20120801「出社したのは10日程度……」反原発の山本太郎 もう“サラリーマン”辞めていた|日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2012/07