同じ生産者を蔑む発言許せない。反発が高まる
1月21日から今月13日にいたるまでにツイッター上で公開された「男前豆腐店」の、がれき受け入れを反対する意図の一連のツイートが、多くの推進派からのバッシングを受け、話題となっている。
京都府南丹市の食料品製造・販売業「男前豆腐店」は、「男前豆腐」「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」などのユニークな商品名の豆腐が大ヒットしている。
今年1月21日、ツイッター上にて、大阪及び京都府が東日本大震災で発生したがれきの広域処理として、一定レベルの受け入れをするというスタンスだが、どのように思うか、というツイートに対し、男前豆腐店が「反対」という返事をしたことから騒動は始まった。
炎上の原因は「食の安全への厳しさ」ゆえの誤解
「反対」の意思を発表した男前豆腐店だが、これに対し多くのユーザーから、批判をうけた、その後も1月22日、8月7日、8月13日と過激ともとれる発言を繰り返している。
(1/22)ユーザー「京都のがれき引き受けについてはどのようにお考えですか?」
(1/22)男前豆腐店「食い物つくってる立場からしたらなに言ってんだバカヤロウという見解です」
(8/7)男前豆腐店「放射脳で何が悪い?放射農には負けねーぞ!」
この一連のツイートに対し、多くのユーザーが反発。
同じ生産者を蔑む発言。許せない。もう男前豆腐は絶対に買わない。
農家の思いを踏みにじるような店の豆腐は買わないさ。汚染されているのは男前(笑)なんとかの頭の中では?
農家の作った大豆で商売しててこのセリフはいただけない!見損なったわ。
14日現在も男前豆腐店のツイートは続けられている。
セシウムに汚染された作物を産地偽装までして流通させることが許せないと言っているのに、何故それが農家をバカにしていることになるのか?うちは国産大豆100%で製造している 国産を守らなきゃいけないと強く思っている。
男前豆腐店「国産に対する風評被害を無くす為に ゲルマニウム半導体検出器で調べる うちは国産しか使ってないからこそ やるべきだと思った。
大豆の産地について、問い合わせのあったお客様のtwitterに産地として茨城産と書かれてありました それを「茨城産は使用しておりません」って訂正お願いしたんです。 その話が 男前豆腐店は「茨城産を使用しない」宣言をした!と騒がれています。
放射農というのも、高濃度のセシウムに汚染された農作物が消費者に知らされないまま消費されることに対して こちらも負けずに自主検査をして戦うぞという意味なんです。
放射能に汚染された農作物を略して放射農でそんなにみんな色々と解釈されるんですね
セシウム嫌な人と大丈夫な人が揉めても答え出ません
うちはセシウムが嫌だと考える豆腐屋です
セシウム汚染されていないものは産地関係なく使います 自分たちで調べていますから
とのこと。食べ物の安全をいちばんに考えているメーカーの「厳しさ」ゆえの誤解だったということだろうか。言葉足らずだったという部分もあるが、こんなに強い責任感を持って公式に考え方を明らかにする「男前豆腐店」には、批判のコメントだけでなく、現在では応援するコメントも増えてきているといった状態だ。
男前豆腐店
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