ワイヤレス給電技術を共同開発
KDDI株式会社は、米国のOssia(オシア),Inc.とワイヤレス給電技術「Cota(コータ)」を共同開発し、2016年1月6日~9日に米国ラスベガスで開催する「CES(consumer electronics show)2016」に出展すると発表した。
同社は2015年1月にOssia社と資本提携し、家庭やオフィスで使用されている複数の機器への同時給電が可能なワイヤレス給電技術、Cotaの実用化に取り組んできた。
CotaはWi-FiやBluetoothと同じ2.4GHz帯の周波数を用いたOssia独自のワイヤレス給電技術で、チャージャー(送電)とレシーバー(受電)は最大約10メートル離れていても最大1ワットまでの給電が可能になる。
さらに、送信圏内のモバイルデバイスやウェアラブル・IoTデバイスなどの複数機器に同時に給電でき、家庭内、学校・会社などの公共施設、医療機関での活用が期待される。
共同開発の成果を展示
「CES2016」のOssia社ブースでは、Cotaの技術を採用した給電機器による離れた場所からのワイヤレス給電のデモンストレーションを実施する。
給電時にスマートフォンのバッテリーケースやIoTデバイス内のバッテリーはスマートフォン固有のID、「au ID」や専用アプリでの認証を経て行われる、認証給電も紹介する。
(画像はニュースリリースより)
KDDI株式会社 ニュースリリース
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