公演期間中のCO2をオフセット
阪急電鉄株式会社と大阪ガス株式会社は、政府の温室効果ガス排出削減の認証制度「J-クレジット制度」を活用して、公演期間中に排出されるCO2をオフセットする「宝塚大劇場カーボン・オフセット公演」を開催することを発表した。
「るろうに剣心」の全公演期間でオフセット
阪急電鉄では、宝塚大劇場の館内照明設備LED化や、天然ガスを使用した高効率ガス冷暖房の導入などによりCO2排出削減に取り組み、大阪ガスでは、高効率ガスコージェネレーションやガス冷暖房の推進によるCO2排出削減などに取り組んでいる。
今回、阪急電鉄と大阪ガスは「兵庫県CO2削減協力事業」の一環として、兵庫県内の企業から取得したクレジットを使用して公演期間中のCO2排出量をオフセットし、公演期間中のCO2排出量を実質ゼロとすることで地球温暖化対策に取り組むとともに、観客などの地球温暖化防止への関心を高めることを図るとしている。
「宝塚大劇場カーボン・オフセット公演」の対象となっているのは、宝塚歌劇 雪組公演 浪漫活劇「るろうに剣心」の全公演期間(2016年2月5日~3月14日)と、星組公演 MUSICAL「こうもり」、ショー・スペクタキュラー「THE ENTERTAINER!」の一部公演期間(2016年3月18日~3月21日)とのことだ。
阪急電鉄と大阪ガスは今後も、CO2排出削減をはじめとした環境負荷低減に取り組み、社会に貢献していくとしている。
(画像はニュースリリースより)
阪急電鉄 ニュースリリース(PDF)
http://www.hankyu.co.jp/company/news/