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南ゴビ地域の炭鉱で日モンゴル共同事業に着手

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南ゴビ地域の炭鉱で日モンゴル共同事業に着手

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従来の選炭技術では水が不足
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、水をまったく使用しない乾式選炭技術を実証する共同事業について、2016年2月16日、モンゴル国・鉱業省と基本協定書(MOU)を締結した。

乾式選炭技術
同国の南ゴビ地域には世界最大級の原料炭田、タバントルゴイ炭鉱があり、有望な炭鉱として期待されている。しかし、乾燥が激しい寒冷地で年間降水量は150mmを超えない。石炭を精炭と廃石に分離する従来の湿式選炭システムでは相当量のプロセス水を用いるため、水の安定確保が難しかった。

水を使用しない乾式選炭技術
共同事業は、先端技術の乾式選炭システムを世界で初めて同炭鉱に導入し、約20%の省エネ化を目標とする。水を使用しない乾式比重分離技術を石炭の選別に応用した日本独自の技術で、選別能力は湿式選炭システムと変わらない。

NEDOの委託を受けた永田エンジニアリング株式会社が、モンゴル国のパートナー企業、エルデネス・モンゴル社と2018年末までの予定で着手する。成果を得られれば、同事業をショーケースとして、同国の他の炭鉱への適用を目指すことになる。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

NEDO ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100526.html


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