大規模太陽光発電所向けに受注
古河電工株式会社は、2016年2月18日、アルミニウムを電気伝導体に使用した22kV級のアルミ導体CV ケーブルと接続用品を開発し、大規模太陽光発電所の地中送電ケーブルとして受注したと発表した。
都市部などでは送電鉄塔の新たな設置が難しいため、地中送電ケーブルを採用している。地下の管路などに収容されるため、暴風雨などの影響を受けず、確実な送電を行えるメリットがある。
その一方で、電気伝導体に使用される銅は価格変動が高く、資源枯渇リスクも抱える。また、建設現場で慢性化する人手不足から送電工事の省力化が求められている。
アルミニウムで軽量化
同社は電気伝導体にアルミニウムを採用し、絶縁体に架橋ポリエチレン、防食層に塩化ビニルを用いた22kV級アルミ導体架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(以下、アルミ導体CVケーブル)と接続用品の開発に成功した。
アルミニウム材料の使用により、銅の製造コスト面のリスクを抑えられる上に、軽量化で設置工事の省略化が図れる。絶縁体を使用する電力ケーブルは、油を使用するOFケーブルより送電できる電力量が大きい。
アルミ導体CVケーブルは株式会社ビスキャスが製造し、ケーブル接続用品の開発・製造は古河電工パワーシステムズ株式会社と共同で行った。
今回の受注は国内初に加えて、最大級の太陽光発電所向けのため、受注量は22kVから66kV級の特別高圧クラスでは国内最大規模となる。

古河電工株式会社 ニュースリリース
https://www.furukawa.co.jp/what/2016/ene_160218.htm