太陽光発電所による売電収入を地域に還元
広島県は、中国電力グループと広島県で構成された「ひろしま再生可能エネルギー推進有限責任事業組合」により設置・運営を行う太陽光発電所にて得た売電収入の地域還元を図ること目的とした「平成28年度広島県省エネ設備導入促進補助金」の公募を開始した。
幼稚園などへの省エネ設備導入を補助
今回公募を開始した「広島県省エネ設備導入促進補助金」は、幼稚園・保育園または幼保連携型認定こども園を設置する市町、学校法人、社会福祉法人などが対象となっており、幼稚園などへの省エネ関連機器の導入を補助するものとなっている。
補助対象となるのは、省エネ型エアコンの新増設または更新、「創エネ機器」として太陽光発電システムまたは木質バイオマス熱利用設備の新増設、エネルギー管理システムの新増設、蓄電池の新増設となっており、省エネ型エアコンと「創エネ機器」については必須とのことだ。
補助対象経費となるのは、設備の購入する際の「設備費」、設備導入時の工事にかかる「設置工事費」、設備運搬などの「運搬費」などとなっており、補助率は2分の1以内で、補助上限額は500万円となっている。
公募の受付期間は平成28年3月18日(金)~平成28年5月13日(金)までで、交付先は審査を行ったうえで県が決定するとしている。
広島県 補助金情報ページ
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/eco/