平成28年度スマートハウス普及促進事業
奈良県は、家庭の再生可能エネルギー利用や省エネルギー政策の促進を図るため、スマートハウス関連設備の設置を補助する「平成28年度スマートハウス普及促進事業」を実施することを発表した。
蓄電池や太陽熱利用システム導入を補助
「平成28年度スマートハウス普及促進事業」は、奈良県内の自ら居住する住宅や共同住宅などに補助対象設備を設置する人、対象設備付きの住宅・共同住宅などを購入し居住する人、または、集会所などに対象設備を設置する自治会が補助対象者となっている。
補助対象設備となっているのは「定置用リチウムイオン蓄電池」「電気自動車充給電設備」「家庭用燃料電池(エネファーム)」「太陽熱利用システム」となっている。
また「太陽熱利用システム」以外を導入する場合に補助対象となるには、太陽光発電設備が必須(既設、新設どちらも可)で、出力が10kW以上の場合は対象外となっているので注意だ、ただし共同住宅では必須とされていない。
受付件数は「定置用リチウムイオン蓄電池」と「電気自動車充給電設備」が合計で200件、「家庭用燃料電池」は200件、「太陽熱利用システム」は自然循環型150件、強制循環型30件、補助熱源型10件となっており、申し込みは平成29年2月18日までもしくは、申込件数が受付件数になるまで受け付けている。
奈良県 補助金情報ページ
http://www.pref.nara.jp/43555.htm