静岡ガスの環境配慮型ビル　グッドデザイン賞を受賞

静岡ガス株式会社の本社ビル(静岡市駿河区)は、10月1日に「2014年度グッドデザイン賞」を受賞した。

（画像はプレスリリースより）

公益財団法人日本デザイン振興会が主催する同賞は、くらし、産業、社会を豊かにするデザインを表彰するもので、工業製品や住宅、建築物などが対象になっている。

今回の受賞は、建物の正面に木質資材を配したデザインがぬくもりを与えている点、JR静岡駅周辺の街並みと調和している点が、同賞にふさわしいと評価された。実際に、同ビルは地域のランドマークとなっている。

「エネルギーの未来を形にした建物」というコンセプトで建設された地上6階建ての同ビルは、自然エネルギーと天然ガスコージェネレーション(熱電併給システム)を複合させた環境配慮型ビル。年間の1次エネルギー消費量は、他の同規模の建物と比べると、38％の削減に成功している。

昨年3月の竣工以来、県内外で注目されている本社ビルを、静岡ガスでは“全館ショールーム”ととらえ、全国からの見学者を迎え入れている。行政や建設、エネルギー業界、教育関係者など、すでに約3000名が訪れ、同ビルが提案する「エネルギーの未来のあり方」を視察した。

グッドデザイン賞の他にも、以下の表彰を受けている。






静岡ガス株式会社プレスリリース
http://www.shizuokagas.co.jp/

グッドデザイン賞
http://www.g-mark.org/