薄型、スリム、軽量を実現
サンケン電気株式会社のLED照明器具(NVR1GB1シリーズ)は、日本デザイン振興会が主催する2014年度グッドデザイン賞を受賞した。
(画像はプレスリリースより)
LED照明はイニシャルコストの負担が大きいことがネックになっている。同社は、施工性に配慮したデザイン、器具の機能を兼ね備えた新しいLEDランプを開発し、2014年1月に発売した。
このNVR1GB1シリーズは、薄さが38mmと業界トップクラス、最小限の材料にして重さが0.9kg。価格は16,5000円~66,000円とリーズナブルな製品だ。発光部は丸みを帯びた形状で眩しさを抑え、光が天井面に広がって柔らかい照明空間を作り出す。
1ピース構造を評価
グッドデザイン賞では、光源部、電源、取り付け部を一体化した1ピース構造が、他製品とは全く異なるLED照明として評価された。
従来、設けられることがなかった非発光部をあえて作り、電源や施工部を収納した「ワンボディ・フラットレイアウト」。この独自設計により片手で本体を保持し、一人でも施工できる製品を実現している。
イニシャルコストの抑制とLED化の長寿命(6万時間)による省メンテナンスで、LED照明の普及に貢献すると期待される。
同製品は、「グッドデザインエキシビション2014(G展)」会場(東京ミッドタウン・六本木)にて紹介される。会期は10月31日(金)~11月4日(火)の11時~20時。
サンケン電気株式会社プレスリリース
http://www.sanken-ele.co.jp/2014年度グッドデザイン賞
http://www.g-mark.org/