販売代理権を所有
豊田通商株式会社が出資するアルゼンチンのリチウム開発事業会社Orocobre Limited(オロコブレ)は、アルゼンチン北西部、フフイ州のオロラス塩湖でリチウムの生産を本格的に開始した。
豊田通商は、この事業で生産される全量(炭酸リチウム換算で年17,500トンの見込み)の販売代理権を有している。
JOGMECの支援
同社とオロコブレは2010年1月に開発を事業化するための調査に着手した。フフイ州から開発許認可を受けた(2012年12月)後、事業会社に25%を出資(オロコブレは66.5%)した。
炭酸リチウムの精製工場が完成したことで、いよいよ本格生産にこぎ着けた。炭酸リチウム生産の案件は日本企業では初めてとなる。
JOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)は、炭鉱開発に取り組む日本企業を支援しており、同事業では初期段階(資源量調査やインフラ整備可能性調査)からの一貫した支援を行い、開発資金の一部も債務保証した。
今回の案件は電気自動車など次世代自動車の普及に伴う炭酸リチウムの需要増加に備えるもので、今後、日本への安定供給に貢献すると期待される。
(画像はプレスリリースより)

JOGMECプレスリリース
http://www.jogmec.go.jp/