非常電源を確保
パナソニック株式会社エコソリューションズ社は、非常電源機能付きのソーラー街路灯を12月1日に発売する。
新製品は従来のLED照明を搭載したソーラー街路灯に、災害時の非常電源としてAC100Vが使用可能な機能も搭載。夜間照明を長時間確保したいという消費者のニーズを受けて開発したもので、消費電力を抑え、効率の良いLED照明の性能のまま、非常時の非常電源も確保した。
避難場所などの防災拠点でも夜間に明るさを確保でき、太陽電池で発電した電力をAC100Vに変換して携帯電話やスマートフォンの充電を可能にしている。
安全、安心のあかり
新製品のLED照明には3つの機能がある。
1
非常時の電源を確保蓄電池ボックスのカバーを開き、内部のスイッチをオンにしてコンセントに差し込むとAC100Vが使用可能になる。さまざまな機器(携帯電話、スマートフォン、ラジオ、拡声器など)に接続でき、容量は電気機器の合計50W以内まで。
避難場所となる公園、学校などの公共施設やその外構、街路、集合住宅周辺に設置すると便利。また、設備環境や管理状況に合わせて、付属のいたずら防止ねじの使用を選択できる。
2
長時間の使用が可能20W相当の機器を使用した場合、非常電源が太陽電池2枚タイプなら約30時間(フル充電時)、1枚タイプなら約15時間の使用が可能になる。
3
終夜5日間連続点灯あかりとしての基本性能は、日照時間に関係なく、日没から日の出までの終夜点灯(約14時間)を5日間継続できる。これは一部にセーブ点灯機能を使い、フル充電で、非常電源(AC100V)は未使用の場合。
セーブ点灯機能とは、日没からの人が多い一定時間まではフル点灯で、人が少ない時間帯は明るさと消費電力をセーブした点灯に切り替える機能。これで終夜の明るさを実現している。
(画像はプレスリリースより)
パナソニック株式会社プレスリリース
http://news.panasonic.com/