制度活用を推進
TOTO株式会社は、国土交通省の「省エネ住宅ポイント制度」に対応して、「TOTO省エネ住宅ポイント相談室」を2015年2月9日に開設した。
同制度は新築の省エネ住宅やエコリフォームの普及を図るもので、3月上旬から申請を受け付ける。
同社は、制度を効果的に活用できるように、同社の対象製品やそのポイント数をショールームで表示したり、工事業者、販売店に講習会や提案ツール(チラシ、ポスター、のぼり)を用意するなどのサポートを行っている。
開設した相談室では電話での問い合わせに応じて、商品や申請方法などを説明する。
TOTOのポイント対象例
今回の省エネ住宅ポイント制度には、リフォーム住宅の性能条件に「設備エコ改修」が追加されていて、エコ住宅設備を3種類以上設置するとポイントが発行される。
TOTO製品の場合、トイレと浴室のリフォームで「節水型トイレ」(24,000ポイント)、「高断熱浴槽」(24,000ポイント)、「節湯水栓」(3,000ポイント)を設置して合計51,000ポイントになる。1戸で30万ポイントまで発行できるため、他に窓の断熱改修、バリアフリー改修などとの組み合わせが可能。
同社は多数の商品をポイントが付与される対象製品に登録する予定でいる。
例えば、「節水型トイレ」には2月に発売する「ネオレスト」、洗浄水量3.8リットル(床排水)を実現した新製品だ。「高断熱浴槽」には「魔法びん浴槽」搭載のシステムバス、4時間後の温度低下を2.5度以下に抑える性能をもつ。「節湯水栓」には「エアインシャワー」、浴び心地の良さと節水を両立している。
(画像はプレスリリースより)
TOTO株式会社プレスリリース
http://www.toto.co.jp/company/press/2015/02/06_2.htm省エネ住宅ポイント制度
http://www.mlit.go.jp/common/001068763.pdf