省エネ!最新ニュース|省エネ、エコ、節電に関するニュース
 省エネ!最新ニュース|省エネ、エコ、節電に関するニュース

トヨタ車体 スギ間伐材を自動車用樹脂部品に有効活用

新製品
展示会/イベント
カーボンオフセット
補助金
省エネ 新着30件






























トヨタ車体 スギ間伐材を自動車用樹脂部品に有効活用

このエントリーをはてなブックマークに追加
熱可塑性樹脂を強化
トヨタ車体株式会社は、スギ間伐材を強化繊維に用いた射出材料を開発し、トヨタ自動車株式会社の新型アルファードとヴェルファイアのハイブリッド車に採用した。

難燃性射出材料
自動車用樹脂部品には熱可塑性樹脂(ポリプロピレン)が用いられる。この樹脂は加熱により軟化し、冷却によって固化する。変形しやすいため、熱可塑性樹脂にガラス繊維あるいは鉱物の粉を添加することでその強度や耐熱性を高くするのが一般的だ。

同社はスギの強度、耐熱性という特性を生かして、樹脂部品の添加物にスギ間伐材の繊維を活用することに成功している(2013年)。部品はランドクルーザー(200系)、エスティマハイブリッドなどのフォグランプブラケットなどに採用された。

難燃性を付与
今回、同社はスギ間伐材の強化繊維を熱可塑性樹脂と混合して難燃性射出材料「TABWD/タブウッド」を開発した。

温度変化に安定的で軽量なスギの特性から難燃性をもつ射出材料を実現し、高温化するエンジン周辺の部品、ワイヤーハーネスプロテクターへの使用が可能になった。この部品は配線をまとめ、保護する役割を果たしている。さらに、他の射出材料より10%も軽量化した。

タブウッドを搭載したアルファード、ヴェルファイアは2015年1月26日に発売されている。同社は、射出材料を使用する製品を増やしていくと同時に、今後もスギ間伐材の用途を開拓する考えだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

トヨタ車体株式会社プレスリリース
http://www.toyota-body.co.jp/


Amazon.co.jp : 難燃性射出材料 に関連する商品
  • ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池 タイのサービスステーションに設置(1月21日)
  • 大成建設 大型燃料電池をスマートコミュニティに活用へ(1月19日)
  • UAE発電・海水淡水化プラント向けの制御システムを受注(1月18日)
  • 「第2回エコハウス・アワード」エントリー受付開始(1月18日)
  • J-POWER「第24回エコ×エネ・カフェ」開催(1月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->