2015年10月発売
東芝キヤリア株式会社と中部電力株式会社は、2010年10月に発売された空調管理コントローラー「省エネシーマス」に共同開発したデマンド抑制機能を搭載した「省エネシーマスⅡ」を開発し、2015年10月に東芝キヤリアより発売することを発表した。
快適性と省エネ性を両立
今回開発された「省エネシーマスⅡ」は、デマンド時限の開始時からデマンド設定値に応じて高効率な空調運転を実現し、快適性を維持したまま省エネを実現する。
主な特長としては、空調機の信号線や集中制御配線を有効利用することで、施工の際に電力量計から電力パルス取得用配線を接続するだけでよく簡単に施工が可能で、空調管理コントローラーの各種設定利用によって設定も簡単にできるとのことだ。
また、店舗での使用を考慮して開発されており、快適性維持を優先して制御する「快適性優先モード」を搭載し、設定した室温の上限値以下、下限値以上の範囲でデマンド抑制が可能となっている。
電力量計インターフェースとデジタル入出力インターフェースは既発売品で、空調管理コントローラー「省エネシーマスⅡ」の発売時期は2015年10月となっており、価格はオープンとなっている。
(画像はプレスリリースより)
東芝キヤリア プレスリリース
http://www.toshiba-carrier.co.jp/news/press/