Earth Hour2015
日立グループは、世界自然保護基金(WWF)による世界最大の環境キャンペーン「Earth Hour(アースアワー)2015」に参加することを発表した。
これは、地球の環境を守るという思いを世界中で共有するために、同じ日の同じ時刻に電気を消すという国際的なイベント。2007年から始まり、今では150カ国、7,000以上の都市で行われている。
同社はモノづくりをする企業活動において環境負荷低減を推進している。その一環で、ライトダウンキャンペーンとしては国内で「日立グループ夏季節電運動」を展開してきたが、今回初めて、「Earth Hour」に取り組むことになった。
日立グローバルライトダウンキャンペーン
「Earth Hour2015」では、日立グループとして「日立グローバルライトダウンキャンペーン」を実施して、地球温暖化の防止や環境保全に対して一層の意識向上を図る考えだ。
現地時間の2015年3月28日(土)20時30分~21時30分の1時間、同社が拠点を持つ90社、21カ国で看板やオフィス照明を消灯する。
国内では大阪市の通天閣を筆頭に、海外ではシドニー(オーストラリア)、上海、香港(中華人民共和国)、バンコク(タイ王国)、ドバイ(アラブ首長国連邦)など206拠点で実施する予定だ。
加えて、拡大実施期間を3月23日(月)~3月27日(金)に設定し、構内の外灯、オフィスの照明の消灯を各製造拠点に呼びかけている。
これらの消灯活動により電力削減量は35万kWhが見込まれる。CO2削減量では約200トン-CO2に相当する。
日立製作所プレスリリース
http://www.hitachi.co.jp/アースアワー
http://www.wwf.or.jp/campaign/earthhour/