リーディングプロジェクトを公募
国土交通省は、サステナブル性を持った省エネ・省CO2や、木造・木質化に係る先導的技術の普及啓発に寄与する住宅・建築物のリーディングプロジェクトを公募し、整備費などの一部を補助する「平成27年度(第一回)サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型・木造先導型)」の提案を募集開始した。
応募期間7月17日(金)まで
「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」では、地球温暖化対策を推進するために、省CO2に優れた住宅およびオフィスビルなど建築物の新築・改修、省CO2のマネジメントシステム整備、省CO2に関する技術の検証を補助する。
補助額は、補助対象費用の2分の1以内で、共同住宅および住宅以外の新築事業は総事業費の5%または、10億円のいずれか少ない金額が補助限度額となり、戸建住宅での事業は原則として建設工事費などに係る補助上限が1戸あたり300万円とのことだ。
「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」では、建築物の木造化および建築物の内装・外装の木質化において、先導性の高いプロジェクトを補助する。
補助額は、調査設計計画費として先導的な木造化・木質化に関連した費用の2分の1、建設工事費としては、木造化・木質化導入時の工事費と、導入しない場合にかかる工事費の差額の2分の1が補助されるとのことだ。
応募期間はどちらも平成27年7月17日(金)(消印有効)となっており、評価委員会による評価結果を踏まえて、国土交通省が事業の採択決定を行う。
国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/