パナソニック製「エネファーム」
北海道ガス株式会社は、パナソニック製の寒冷地仕様家庭用燃料電池「エネファーム」の新製品を2015年10月1日より発売開始することを発表した。
販売エリア拡大と低価格化を実現
今回発売される「エネファーム」は、従来品よりも耐寒性能が向上しており、販売エリアを従来の「札幌市」「小樽市」「函館市」「石狩市」「北広島市」「北斗市」に加えて、「千歳市」「北見市」を追加している。
耐寒性能としては、従来の寒冷地仕様エネファームは設置環境温度が外気温マイナス15度までに対応していたが、新製品では外気温マイナス20度まで対応可能とのことだ。
また、内部構造の最適化による部品点数削減やシステム構成の見直しによって、現行品よりも希望小売価格が10万円安くなり、本体価格210万円(設置工事費別)を実現している。
発電出力は200W~700Wで、貯湯タンク容量は140L、寸法は燃料電池ユニットが高さ1750mm幅400mm奥行400mmで、貯湯ユニットは高さ1750mm幅560mm奥行400mm、バックアップ熱源機は高さ1358mm幅480mm奥行250mmとなっている。
北海道ガスは今後も、北海道におけるエネルギー事業者として、環境性と経済性を両立した「ガスマイホーム発電」普及拡大を目指し、低炭素社会の実現に貢献していくとした。
(画像はニュースリリースより)
北海道ガス ニュースリリース
http://www.hokkaido-gas.co.jp/news/