充電インフラ整備
日本電気株式会社(以下NEC)とNECキャピタルソリューション株式会社(以下NECキャピタルソリューション)は、株式会社ジョイフル本田(以下ジョイフル本田)が運営するホームセンターの駐車場に、EV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド自動車)用の壁掛け型普通充電器を20台ずつ設置、有料充電サービスを開始した。
環境配慮型の次世代自動車、EV・PHVの普及を進めるため、減税措置や補助金などの後押しが行われている。
今回、NECグループは、「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助制度を活用し、EV・PHVの導入に不可欠な充電インフラ整備に当たった。商業施設や公共施設の駐車場において、政府支援による同様の設置が開始されている。
充電器の導入
充電インフラが設置されたのは、千葉ニュータウン店(千葉県)、宇都宮店(栃木県)、千代田店(群馬県)、瑞穂店(東京都)、ニューポートひたちなか店(茨城県)の5店舗。
導入に際して、NEC製の普通充電器100台に加えて、充電器の利用者認証や課金管理、監視・制御を実施するNEC製壁掛け型充電コントローラも設置された。
NECは充電インフラをジョイフル本田から借用し、充電インフラのリースはNECキャピタルソリューションが担当する。充電サービスは、NECとジャパンチャージネットワーク株式会社が連携して実施する。
ジョイフル本田は、買い物中に充電ができる利便性の高いサービスの提供が図れることになる。
今後、NECは新たなサービスとして、充電コントローラのWi-Fi通信機能を活用した自動車・カーナビ向けのネットワーク型情報サービスや遠隔制御機能を活用した電力ピーク時のデマンド制御連携サービスも構想している。
(画像はプレスリリースより)
日本電気株式会社・NECキャピタルソリューション株式会社 プレスリリース
http://jpn.nec.com/press/201507/20150702_02.html