クラウド型HEMS
日本電気株式会社(以下、NEC)は、気象予報から翌日の太陽光発電量を予測して、蓄電システムを自動制御することが可能なクラウド型HEMSを発売したことを発表した。
太陽光発電と蓄電池を効率よく利用
今回発売されたクラウド型HEMSは、太陽光発電量を予測してNEC製小型蓄電システムの充電を自動制御可能となっており、日射量が十分で太陽光発電が活用できる場合は日中に充電し、曇りや雨で太陽光発電量が十分確保できないと想定される場合は前日深夜に充電を行うなどが可能となっている。
これにより、太陽光発電や蓄電システムを効率的に利用することができ、日中は買電を利用せず太陽光発電や蓄電した深夜電力を使用することができるので、電気料金を抑えることが可能だ。
他にも、リビングやキッチンなどブレーカごとの消費電力量計測や、家全体の消費電力量データをスマートメータから受信し、瞬時値や日・月・年別などで集計可能となっている。
NECは今後、電力測定機能を搭載した他社製品との連携も可能としていく予定で、第一弾としてはオムロン株式会社製の「住宅向け太陽光発電用計測ユニット」との連携を予定しているとした。
(画像はプレスリリースより)
NEC プレスリリース
http://jpn.nec.com/press/201510/