COP21にルノー・日産アライアンスのEV200車が集結

ルノー・日産アライアンスは、第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)にEV200台を提供すると2015年10月26日に発表した。

COP21は2015年11月30日～12月11にパリで開催され、195カ国の国連関係者2万人以上が出席する。同会議でオフィシャル乗用車プロバイダーを務めるルノー・日産アライアンスは、会場間送迎用のEVを24時間体制で待機させる。

ゼロ・エミッション車あるいは100％EVが国連本会議の送迎用車両として使用されるのは初めてのこと。EV200台は世界最大数となる。

ルノー・日産アライアンスが予定している提供車両は3車種で、ルノーのサブコンパクトカー「ゾエ」、コンパクトカーの「日産リーフ」、日産の7人乗り商用バン「e-NV200」。

これらを運転するのは、プロドライバーチーム200名と、ルノーおよび日産の従業員有志200名で、いずれもトレーニングプログラムを修了してCOPに臨む予定である。

ルノー・日産アライアンスでは、会期中の送迎距離400,000kmを排出ガスゼロで走行する目標を立てている。

急速・普通充電ステーションネットワーク90基以上を整備し、充電ステーションの動力源にはフランスの電力会社EDFが供給する低炭素エネルギーを当て、それでも微量に発生する炭素排出分については、国連のカーボンオフセットプログラムで差し引きゼロとなる計画である。

さらに、今回のために設置するシャルル・ド・ゴール空港の2カ所の急速充電ステーションと、オルリーやル・ブルジェなどの急速充電器の内、3分の1以上はCOP21後も引き続き使用する。

（画像はプレスリリースより）




日産自動車株式会社　プレスリリース
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