ブリヂストン　使用済みタイヤのリサイクルで表彰

株式会社ブリヂストンは、グループ会社のブリヂストンタイヤリサイクルセンター大阪株式会社が「平成27年度リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞」を受賞し、同グループでは6年連続受賞したと、2015年10月27日に発表した。

同社の受賞テーマは「使用済みタイヤの全数リユース／リサイクルモデルの実現」。同社グループでは、タイヤのリユースに取り組むため、2013年7月、リトレッドタイヤ製造工場と廃タイヤ中間処理工場を集約した。

2015年7月からは、ブリヂストンタイヤリサイクルセンター大阪株式会社で顧客から回収した使用済みタイヤを全てリトレッドしてリサイクル・リユースしている。

リトレッドタイヤは、使用済みタイヤから接地部分を取り除き、トレッドゴムを加硫、圧着してリユースしたもの。タイヤの製造過程で消費される石油資源を68％、原材料の調達からタイヤ廃棄までに発生する温室効果ガスを35％削減する効果がある。

トレッド加工できない廃タイヤは中間処理工場で破砕後、製紙工場、製鉄所の燃料に使用したサーマルリサイクルを行う。

タイヤを回収する地域は大阪府全域と京都府、兵庫県、和歌山県の一部地域に限定されるが、2013年7月～2015年3月末にリトレッドしたタイヤは累計54,338本、サーマルリサイクルは累計17,003トンに達した。

（画像はプレスリリースより）




ブリヂストン株式会社　プレスリリース
http://www.bridgestone.co.jp/