二子玉川東地区のまちづくり
二子玉川東第二地区市街地再開発組合と東京急行電鉄株式会社、東急不動産株式会社は、2015年11月20日、世田谷区との連携で二子玉川東地区にて行ってきた市街地再開発事業・二子玉川ライズが、環境認証評価の「LEED ND(まちづくり部門)」で世界初のゴールド本認証を取得したと発表した。
米国グリーンビルディング協会が所管する環境性能評価指標、LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)はエネルギー効率にすぐれ、持続可能な建築物の普及を目的とする世界的な環境認証評価として知られる。
「LEED(まちづくり部門)」は3つの評価指標をもつ。二子玉川ライズは、今回に先立ち、2014年9月19日に「LEED ND(まちづくり部門)」(2009年版)のゴールド予備認証を得、2015年8月には、二子玉川ライズ・タワーオフィスが「LEED NC(新築ビル部門)」で国内4例目のゴールド認証を取得した。
周辺環境との調和を目指して
今回の取得は、二子玉川ライズが近隣の多摩川や国分寺崖線など豊かな自然環境に恵まれていることに加え、周辺環境との調和を目指したさまざまな取り組みが評価されたもの。
具体的には、アクセスしやすい交通網(田園都市線・大井町線・各種バス)や安全で快適な歩行者空間(リボンストリート)を確保する一方、商業、オフィス、公共施設や住宅を集積して幅広い年代が多目的に利用できる複合機能都市を整備した点が挙げられる。
また、生態系の保全活動で生物多様性を評価する「JHEP認証」の最高ランクAAAを取得し、インフラ整備・建物では環境に配慮したエネルギーの効率化などを図っている。
(画像はプレスリリースより)
二子玉川東第二地区市街地再開発組合・東京急行電鉄株式会社・東急不動産株式会社 プレスリリース
http://www.tokyu.co.jp/file/151120-1-1.pdfJHEP認証シリーズ
http://www.ecosys.or.jp/activity/JHEP/