NECが蓄電池搭載のデータセンター向けサーバーを新発売
パソコンサーバーシェア16年連続トップのNECが蓄電池内蔵のデータセンター向けサーバーシリーズの新製品を発売した。スマートジャパンによるとUPS不要が最大の特徴だという。
新製品「Express5800/E120d-1」の価格は31万6千円(税別)。
2つの利点
1つは大きく場所をとるUPSの設置場所が不要になりサーバーが密集するデータセンターでは半分のスペースが空く事になる。
2つはUPSを内蔵することで電力をより有効利用でき、従来製品の消費電力を14%削減したという。
蓄電池の寿命
蓄電池は標準で1つ付属、2つまで装着可能。寿命は30度の環境でサーバーを運用した場合は5年、35度なら4年半、40度なら3年。
停電時の電力供給
蓄電池を2つ搭載の場合は停電時には最大6分間の電力供給ができる。また、サーバー設定を変更すると停電感知直後にサーバー自身に消費電力を約170Wまで抑えさせる事が可能で、この場合は充電池の電力を7分30秒間供給できるという。
NEC
http://www.nec.co.jp/products/pcserver/index.shtmlスマートジャパン
http://www.itmedia.co.jp