今冬、北海道の電力需給状況
2010年度に比べて7%以上の節電目標を設定している北海道電力(以下、北電)が、昨年12月1日から1月7日までの電力需給状況を発表した。
北電によると、10月から12月分の電力量は、2010年度に比べて4~5%のマイナスで推移したが、12月25日から27日かけては記録的な寒波などの影響で電力需要が増加。7%の節電目標基準である538万キロワットを超える548万キロワットと2010年度を上回る結果となった。
北電の新たな需給対策と取り組み
この結果を受けて北電は、1月以降も寒波の影響などで安心できない状況が考えられることから、新たな需給対策として、需給がひっ迫した際に追加の節電を求める契約「緊急調整プログラム」や「緊急時ネガワット入札」など新たな需給対策メニューを追加。電力需給の削減に取り組む。
さらに、「みんなde節電!ウインターキャンペーン」など一般家庭向けの新たな節電対策も実施する。
編集部 つつみ さえこ
今冬の電力需給状況について(1月7日現在)「北海道電力」
http://www.hepco.co.jp/info/2012/1188836_1474.html