環境省が提案する「smart move」
一人が1kmを移動する際に排出されるCO2は、マイカーだと約164グラムです。しかし、これをバス移動に変えるとCO2排出量は約48グラムに、鉄道移動なら約19グラムにおさえられ、さらに徒歩や自転車移動に変えるとCO2排出量は0グラムと、一人ひとりが選ぶ移動手段によってCO2排出量は大きく変わります。
「smart move」は、環境省が“「移動」を「エコ」に。”をテーマに、「CO2の排出量を少なく」、「快適・便利」で、さらに「体にもいい」新たなライフスタイルに寄与する総称で、通勤・通学・買い物・旅行など、日々の暮らしのなかで私たちができる地球温暖化防止対策です。
カーシェアリング、コミュニティサイクル、パーク&ライド他
「smart move」には、1台の自動車を複数が共同利用する「カーシェアリング」をはじめ、環境への負荷が小さく健康にも良い自転車の新しい公共交通システム「コミュニティサイクル」や、自転車を駅周辺の駐輪場に停めて、電車やバスに乗り換える「パーク&ライド」等など。さまざまな地域や企業の新しい取り組みによって、「smart move」も新たな広がりをみせています。
編集部 つつみ さえこ
「チャレンジ25キャンペーン「移動」を「エコ」に。smart move」(環境省)
http://www.challenge25.go.jp/smartmove/