地球環境に優しい2世帯同居
住宅メーカーの旭化成ホームズが親2人と子の世帯(4人家族)が一緒に住む2世帯同居の暮らし方が、どのようにエネルギー消費に影響するか調査研究を行った。
エネルギー消費量が減少
親2人と子の世帯(4人家族)が別々の家で暮らす場合と、6人が一緒に生活する2世帯同居とでは、エネルギー消費量が2~3割減少する事が分かった。
単世帯住宅、2棟が1棟の2世帯住宅に建て替わった場合に4、3キロワットのエネルギーを削減出来るという。
今回の調査は旭化成ホームズのヘーベルハウス居住者で親と子供世帯が同居する2世帯同居家族(693世帯)が旭化成ホームズくらしノベーション研究所の調査に回答した。
2世帯住宅
2世帯住宅には、互いの世帯が独立して暮らす「独立世帯」、浴室・玄関などの共用スペースを持つ「共用2世帯」、食事空間を共用しながらもサブキッチンなどの世帯別空間を設けた「融合2世帯」に分けられる。
今回の調査では「独立世帯」、「共用2世帯」、「融合2世帯」の順でエネルギー消費量が少なくなった。
今回の調査で2世帯の暮らすシーンを重ねることで、豊かな暮らしを実現しCO2の削減にもつながる事が分かった。これからは互いの世帯の価値観を大切にしながら、自然に交流できる住まい作りが、必要だという。
旭化成ホームズ株式会社
http://www.asahi-kasei.co.jp暮らしの「場」を重ねる二世帯同居とエネルギー消費の関係 調査報告書
https://www.asahi-kasei.co.jp