温泉水を活かした発電事業
株式会社国書刊行会グループの株式会社セイユウが、19日、経済産業省の再生可能エネルギー発電設備認定を受け、温泉地熱発電の実施に乗り出した。
温泉地熱発電は、太陽光や風力発電と異なり、天候にかかわらず昼夜連続して発電できる特徴を持っており、火山国の日本でさらなる利用拡大が期待できる。
本事業について同社は、実証調査をかねた本格操業を2013年9月より実施。毎分500リットル、97度の温泉水で60~80キロワットを発電目標としている。
発電後に出た温排水は、野菜栽培などで活用
さらに同社は、発電後に出た温排水を2万~3万平方メートルのビニールハウスの温室用に使って野菜栽培などで2次利用する計画で、自然エネルギー資源の最大活用とともに雇用拡大を目指す。
編集部 つつみ さえこ
「北海道弟子屈町における温泉発電事業の実施について
」株式会社セイユウ
http://www.kokusho.co.jp/news/2013/02/201302191400.html