東京急行電鉄が新造車両にLED車内照明導入へ
東急グループの中核企業・東京急行電鉄が2013年度から全ての新造車両にLED車内照明を導入すると発表した。首都圏を走る鉄道は次々とLED車内照明を導入している。
LED車内照明
LED車内照明の導入は従来の蛍光灯照明と同程度の明るさを保ち、消費電力は約40%削減する。さらに長寿命により廃棄物削減にもなり地球に優しいという。
2011年11月から大井町線の車両1編成(6両)の各車両に、明るさ・色調・デザインなどが異なる車内照明を試験的に導入し、乗客の意見や省電力効果の比較・検証結果を今回の導入に生かしているという。
今後は新造車両だけで無く既存車両もLED車内照明を導入予定だ。
首都圏の車両が次々とLED化
小田急電鉄は3月4日から調光機能付きLED照明搭載の通勤車両を運行開始。調光機能を導入し、3段階の車内照明が可能。調光レベル1では蛍光灯比較約62%消費電力を削減、レベル2では約76%の消費電力が削減できるが通常運行にはレベル1を使用するという。
東京メトロは、新造車両の車内照明にLEDを全面的に採用、既存車両にも順次LED照明に取り替えを進め、半蔵門線・丸ノ内線の客室車両に対し、LED車両照明を1140台納入するという。
東京急行電鉄株式会社 ニュースリリース
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