営農と売電を両立!新しい農業経営モデルを研究
フジプレアム株式会社(以下、フジプレアム)が姫路市と共同で、営農と売電を両立できる新しい農業経営モデルの研究事業を開始すると発表した。開始予定は今年度。本事業にかかる予算案については姫路市からすでに発表されている。
農業への影響を少なく発電できるシステム
本事業では、フジプレアムが自社開発した追尾型太陽光発電(トラッキング)システムを採用し、従来の太陽光発電システムでは農作物への影の影響が大きかった問題点を解消する。
日本の農業の維持・発展につながる研究
追尾型太陽光発電システムは、太陽の方角に合わせて支柱上の太陽光発電パネルが自動で追尾するシステムで、同容量の固定型システムに比べて積算発電量が1.5倍ほど高くなる。また、設置に必要な土地面積も20分の1ですむといった特徴があり農地に与える影響が少ない。(当社比)
このシステムによって農家は、農作物の収穫量や農作業への作業性への影響をほとんど感じることなく、農業収入と売電収入を得ることができる。この研究の成功が今後、日本の農業の維持・発展につながりそうだ。
編集部 つつみ さえこ
「農地で新型太陽光発電 姫路市と共同研究事業を平成25年度から開始」フジプレアム株式会社※PDF
http://www.fujipream.co.jp/ir/topics/news_0220.pdfフジプレアム株式会社
http://www.fujipream.co.jp/index.html