一般家庭の約300軒分に相当する年間発電電力量
東京メトロが21日、「みんなでECO. 東京メトロ・エコプロジェクト」の一つとして進めている、東西線地上駅で太陽光パネル設置の8駅(西葛西~西船橋間)の合算最大出力から年間発電量の規模を発表しました。
発表によると、8駅の合算最大出力は約1メガワットで、年間発電電力量は約100万キロワット。これは、一般家庭の約300軒分の年間電気使用量に相当する規模で、同社は新たなメガソーラー発電所「東西線ソーラー発電所」として今後展開していく計画です。
発電された電力を駅の電力に使用
同社は「東西線ソーラー発電所」で発電された電力を、駅のエスカレーターや照明、空調などの電気設備用電力(付帯用電力)として利用する予定で、発電量が多い場合は隣接の駅に融通します。
これにより同社は、南砂町駅~西船橋までの9駅間で消費される付帯用電力を昨年度より11%カット、CO2排出削減効果は年間463トンを見込める見通しで、同社は今後も、積極的に再生可能エネルギーの利用を進め、環境負荷低減に貢献していく計画です。
編集部 つつみ さえこ
「東西線ソーラー発電所 計画」東京地下鉄株式会社※PDF
http://www.tokyometro.jp/news/2013/pdf/