乾燥地帯などで活躍が期待「ソーラーパネル清掃ロボット」
香川大学発ベンチャー企業・株式会社未来機械が、国立大学法人香川大学 工学部知能機械システム工学科・石原秀則准教授の指導・協力を受けて、ソーラーパネルの上を自動走行しながら、水を使わずに清掃できる、世界初の「ソーラーパネル清掃ロボット(以下、ロボット)」を開発した。
海外の乾燥地帯で行われた実証試験でロボットは、手作業で行う清掃と同じ効果が実証され、雨が少ない乾燥地域などで特に問題となっている、ソーラーパネルに付着する砂塵などの清掃への利用が期待される。
持ち運び便利!低コストで安定した清掃効果
このロボットの特徴は、大人1人が持てる大きさで、持ち運びや輸送にも便利。稼働はスイッチ一つで行え、あとは自動で走行。ロボットは、ロボットに取り付けられた特殊な回転ブラシを使って、水を使わずに砂塵などを除去する。
また使用時間は、内蔵バッテリを使って連続最大2時間で、ロボットは清掃が終われば自動で停止。手作業による清掃に比べて清掃コストが低く、安定した清掃効果が見込まれる。
編集部 つつみ さえこ
「ソーラーパネル清掃ロボットを開発、乾燥地域での実証試験に成功」株式会社未来機械※PDF
http://www.miraikikai.jp/images/Release130325.pdf