乗用車・小型バスの新トップランナー基準
国内全体の約2割を占めるという自動車からのCO2排出量を削減するために今月、2020年度目標の「乗用車、小型バスのトップランナー基準」が新たに策定しました。
トップランナー基準とは、現在商品化されている乗用車や小型バス(以下、乗用車)のうち、最も燃費性の優れた乗用車を基準に策定された基準値で、技術開発の将来の見通し等を踏まえて決定します。
新基準を満たした乗用車で、地球温暖化防止に貢献
自動車メーカーなどは、この基準をクリアしていくことで、消費者にとって燃費の良い車の開発、さらに国にとってCO2排出量削減効果の高い乗用車の普及、国内の地球温暖化防止に貢献します。
また、国土交通省では燃費性能の高い乗用車の普及・促進のため、毎年「自動車燃費一覧」と題して、各メーカー・車種・測定モード別に評価した内容を公表。平成25年3月現在の評価基準については、下部リンク「自動車の燃費性能に関する公表(平成25年3月1日現在)」で公表しています。
編集部 つつみ さえこ
「自動車燃費目標基準について」国土交通省
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr10_000005.html「自動車の燃費性能に関する公表(平成25年3月1日現在)」国土交通省
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr10_000013.html