4月からの関電値上げで省エネ商戦が前倒し
4月から関西電力が平均11、88%の値上げを申請した。標準家庭で1ヶ月457円の負担増になるという。景気回復の兆しは感じられるものの、まだ景気の先行きに不安を感じる人は多い。少しでも家計の負担を少なくするために、近畿では節電商品の需要拡大が期待されており、家電量販店などでは充電式扇風機などの省エネ家電が例年より早く並び始めていると毎日JPが報じている。
充電式扇風機 画像は
Amazonより
ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラマルチメディア梅田(大阪市北区)は、扇風機の在庫やカタログ希望の声が増えており、例年なら4月下旬から5月上旬だった扇風機コーナーを、今月中旬に前倒しで設置する。夜間充電により節電できるタイプや携帯用の首にかける扇風機などを販売するという。
高島屋
高島屋大阪店(大阪市中央区)は4月中旬から充電式扇風機や余熱利用で料理できる調理器具、冷感寝具などの節電商品のチラシ配布を店内で開始する。
売り上げ伸ばす省エネ商品
ベンチャー企業「デュエラ」(京都市)の照明器具のかさの内側部分などに取り付け、明るさを上げるアクリル製の反射板は、明るさが最大1.8倍に上がり3月の売上は前月の3倍に伸びており、さらに売り込んでいくという。
また、「まくら株式会社」(千葉県柏市)は夏の冷感のジェルマットレス、冬の湯たんぽ等の売り上げが東日本大震災以降に関西などで伸びており、今回の関電値上げで更に売り上げを伸ばすのでは?と期待している。
毎日JP
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