大阪府・能勢町がクリーンエネルギーの町へ変身
1998年に国内最悪規模のダイオキシン汚染が発覚、廃炉となった大阪府豊能、能勢両町のごみ焼却施設「豊能郡美化センター」。その跡地にソーラーパネルが設置され、「クリーンエネルギーのまち」への再生を図っていると毎日JPが報じている。
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自然エネルギーへの関心が高まる
焼却施設の跡地を地権者の地元住民がソーラーパネルを設置、太陽光発電に取り組んでいる。
跡地利用については野球場や公園にするなどの案もあったが、東京電力福島第1原発事故以来、太陽光発電の普及で設置コストが下がり、自然エネルギーへの関心も高まり事態が進展した。
地権者ら66人が発電管理組合を作り事業主となり、基金から2億円の補助を受けて昨年9月着工、今年2月から発電開始した。
ソーラーパネル2170枚を約8000平方メートルの敷地に設置。出力は一般家庭約200世帯分の550キロワットで、関西電力に売電しているという。
クリーンな町に
毎日JPによると発電管理組合の上西由人組合長は
「汚染のイメージで長年苦しんできた。この場所から新しくきれいな電気を生み出し、より住みやすい地域にしていきたい」
と、期待を語った。
毎日JP
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