アジアの空港で最大級となる「KIXメガソーラー」
ソーラーフロンティア株式会社と株式会社日本政策投資銀行が新たに設立した共同投資会社「SFソーラーパワー」と、新関西国際空港株式会社(以下、新関空会社)が23日、関西国際空港内に約1万1600キロワットの発電出力を持つ大規模太陽光発電施設(メガソーラー)「KIXメガソーラー」を建設することで合意したと発表した。
2014年初めの稼働を目指して、今年半ばごろから着工を開始する予定となっている。
年間発電量は、一般住宅の約4100世帯分に匹敵
「KIXメガソーラー」は、空港機能を損なわない光の防眩特性を持つソーラーフロンティア製のCIS薄膜太陽電池を7万2000枚設置。
想定される年間発電量は、一般住宅の年間電力使用量の約4100世帯分に等しい合計1200万キロワットで、さらに年間約4000トンのCO2削減効果が見込める。
「KIXメガソーラー」の建設により、新関空会社が目指す、人と地球にやさしい「環境先進空港」にさらに一歩近づきそうだ。
編集部 つつみ さえこ
「アジアの空港で最大級のメガソーラー建設
関空は環境先進空港へ」昭和シェル石油グループ
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2013/C018962.html