エコマーク「テレビ」の認定商品誕生
「私たちの手で地球を、環境を守ろう」をスローガンに公益財団法人日本環境協会が制定しているエコマークに初めてテレビが認定商品に加わった。
エコマーク「テレビ」
認定基準は原料調達からリサイクル・廃棄までのライフサイクルで環境負荷を低く抑えているテレビを認定。高度なリサイクルを可能にするための製品設計・軽量化を進め、更に欧州の厳しい環境規制に対応する有害物質の使用削減などの要求項目を設けている。また、高い省エネ性も求められている。
パナソニックのテレビ
エコマーク「テレビ」の厳しい16項目に適合し、今回初めてエコマーク指定を受けたテレビはパナソニックの20機種のテレビ(プラズマテレビ4機種、液晶テレビ16機種)だ。(4月22日現在)
テレビにおいて、世界のタイプⅠ環境ラベルは、欧州やアジアなど各国の環境ラベルと同様に認定基準が整備されている。また、日中韓の環境ラベル機関との相互認証については、3カ国で共通基準化を行う品目として決められ、2013年中に3カ国の共通基準策定の協議を進める予定だという。
エコマーク
国際標準化機構の規格「タイプⅠ環境ラベル制度」に基づく認定制度で1989年に創設、公益財団法人日本環境協会が運営している。
エコマーク プレリリース
http://www.ecomark.jp/pdf/release_13-001.pdf