百貨店で早くもクールビズ商戦!
4月17日は日本各地で夏日(日中の最高気温が25度以上)を記録した。17日朝に九州や四国で局地的に激しい雨が降り、東北南部から関東・甲信、四国・中国地方の瀬戸内海側の地域は7月中旬の陽気になった。そんな中、関西の百貨店などが例年より数週間前倒しのクールビズ商戦をスタートさせた。
電気料金値上げ
関西電力が4月から企業に、5月からは家庭にと電気料金を値上げするので関西電力管内の各百貨店は昨年に引き続いてクールビズの売り場を早めにスタートさせた。
「高島屋大阪店」は5月から家庭用の電気料金の値上げが決まり、クールビズ需要の高まりを感じており、早期にクールビズ商戦を立ち上げることで、お客様のニーズをとらえたいとしている。
具体的には紳士服売り場に吸水性の高いシャツ、薄手のジャケットなどが並び、より涼しく過ごせる半袖のワイシャツの品数を今年は増やしたという。また半袖シャツの下に着る袖が短めの下着や、ふんどし風の下着なども取りそろえて多様なニーズに応えようとしている。
東日本大震災以降の節電意識の高まりから年々クールビズ商品の売り上げは増加しており「高島屋大阪店」は関連商品の売り上げを前年比の10%増を見込んでいる。
大阪タカシマヤ
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