エアバス社の新型航空機が25%の省エネ実現
この夏デビューするというエアバス社(欧州連合・4カ国の国際協同会社)の新型航空機「エアバスA350XWB」の最大のアピールポイントは、これまでの航空機と比較して1座席あたりの燃費が最大25%も向上している点だとエコノミックニュースが報じている。
エアバスA350XWB
エアバス社は新型航空機「エアバスA350XWB」を高い経済性を持ち、最新航空力学やシステムを投入した革新的で最進の航空機になると自負。
大きなアピールポイントは燃費の良さ
これまでの航空機に比べ1座席あたりの燃費が最大25%向上、燃料費が高騰する中、驚異的な燃費削減率は大きな魅力だ。
燃費を軽減できたのは、機体の53%に使われている複合材と胴体部分に使われている炭素繊維強化プラスチックを採用したため。新しい複合材で作られた主翼は燃費効率を大幅に高め、最適な繊維レイアップと外板の厚みにより軽量化も実現した。
航空機の省エネ
航空機の省エネルギーを実現するために機体の軽量化が進行。金属に代わり、強化繊維プラスチックを採用すると燃費が20%低下するという。ボーイング社はこの技術を実現し、2050年までに機体の軽量化、ジェットエンジンの効率改善、省エネルギー飛行航路の選択などで現状から約30%のエネルギー削減が可能になるという。
エアバス
http://www.airbusjapan.com/エコノミックニュース
http://economic.jp/?p=17297