米国・グーグルが最新省エネ技術を公開
米国のソフトウェア会社・グーグル(カリフォルニア州)がデーターセンター(アメリカ南部・ジョージア州)で電力の消費を抑える最新の省エネ技術を公開したとNHK NEWS WEBが報じている。
最新省エネ技術
コンピューターから出る熱を冷やすために大量の電力を使用するが、グーグルが公開した最新省エネ技術は、データーセンターであらゆる所にパイプを張り巡らし、近くにある下水処理場から生活排水を引き込み、冷却に使用して電力の消費を抑える技術だ。
グーグルはインターネット上のデータを利用者に提供するため、ヨーロッパも合わせて9ヶ所の大規模なデータセンターを設けている。これからは世界中で更なる利用者が急増することを見越して今後アジアの3ヶ所にも新施設を開設するという。
世界のグーグルが企業の社会的責任も兼ねて、下水処理場との連携で大量の電力を消費するデータセンターの省エネを実現しようとする姿勢は世界の企業の模範となるだろう。
厨房排水の再利用
2007年に六本木に開業した東京ミッドタウンでは、飲食店舗等の厨房からの排水を、東京ミッドタウン内の排水処理施設で適正処理した後に下水道へ放流している。また、必要に応じてだが処理水の一部を中水処理施設でさらに処理し、中水としてトイレ洗浄水に利用している。
Google
http://www.google.co.jp/intl/ja/about/NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp