電力消費量は一昨年と比べて平均2.7%削減!
環境省が2日、「家庭における節電・CO2削減行動に関する調査(夏期調査)結果」を発表した。
調査は、昨年9月28日から10月1日にわたり行われたインタネットアンケート調査で、全国の一般家庭8241世帯を対象に実施された。
調査結果では、昨年夏期の家庭における電力消費量は、前年同月に比べて平均2.7%削減された。そのなかでも削減率がもっとも高い地域は、関西の5.8%を筆頭に、関東の3.7%、北海道・中国の2.8%が上位にあがった。
節電を強く意識していた世帯は、全体の32%
また震災以降、節電を強く意識していた世帯は全体の32%で、一昨年とほとんど変わらない結果だった。
これを地域別にみると、九州が39%ともっとも高く、続いて関西38%、北海道37%と、節電を強く意識していた世帯の割合が高かった。
対して関東・東北では節電を強く意識していた世帯の割合が一昨年に比べて低下の傾向がみられた。
編集部 つつみ さえこ
「家庭における節電・CO2削減行動に関する調査(夏期調査)の結果について」環境省
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16616「家庭の節電・CO2削減行動に関する調査(夏期調査)の結果について」※PDF
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=22132&hou_id=16616