大和ハウスが堺市に日本初の完全スマートタウンを開く
6月6日、大和ハウス工業(大阪府・大阪市)が大阪府・堺市に日本初となる完全スマートタウン「スマ・エコタウン晴美台」で街開きの式典を開いた。
完全スマートタウン
住宅や共用施設の電気料金と二酸化炭素排出量をほぼゼロにし、昼間は太陽光発電で発電した電力を蓄電池に蓄え、夜間に利用する事で電力を自給自足できる完全スマートタウンを目指している。
敷地面積、約1万7千平方メートル内には65戸の戸建て住宅を建設、全ての住宅が太陽光発電システムと家庭用リチウムイオン蓄電池、家庭用エネルギー管理システムを備えている。この3つの設備を全戸に搭載した完全スマートタウンは日本初だという。
日中は関西電力から電力を購入し、太陽光発電の余剰電力を関電に売電、年間で電気料金とCO2排出量をゼロにするという。
共用の電気自動車
街には共用の電気自動車があり、居住者同士で省エネルギーを競う制度を導入、優秀者には電気自動車レンタルに使えるポイントを提供するなどして、住民にも環境に配慮した生活を促す。
各住宅メーカーもスマートタウンに力を入れており、パナホームは「スマートシティ潮芦屋」を兵庫県芦屋市に建設中で最終的には500戸の街になる予定で日本最大級のスマートタウンが誕生するという。
大和ハウス
http://www.daiwahouse.co.jp