松本市職員がマイカー通勤しないエコ通勤、過去最高に
2010年10月から開始した通勤にマイカー使用しない長野県・松本市職員の「エコ通勤」の実施率が5月現在で54.2%となり、過去最高を更新したと中日新聞が報じている。
エコ通勤とは?
車による通勤は周辺地域の渋滞問題や地球温暖化等、色々な問題の原因となる。事業所の社会的責任の観点からも、 より望ましい通勤交通のあり方を模索していくことが望ましい。「エコ通勤」は、各事業所が主体的に、より望ましい通勤交通のあり方を考える取り組み。
松本市の取り組み
松本市は公共交通政策の見直しを計り、路線やダイヤ、運賃などの見直しを行った。住民だけに行動の切り替えを求めるだけで無く職員自らもマイカー通勤を制限する「新しいエコ通勤」に取り組んだ。
エコ通勤を開始した当初はマイカー以外の通勤者が31%だったが2年半で役140人がエコ通勤に切り替え、地道な取り組みの中、実施率を着実に伸ばして来た。
職員2,638人の内、今年の5月時点では1,429人がエコ通勤を実施、ちょうど1年前より58人増加している。
実施率
エコ通勤実施率が最も高いのは本庁と市役所事務所が80.4%で、交通機関が充実していない所が多い出先機関(支所・出張所・保育園など)は37.7%と低くなっている。
松本市 公式サイト
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/中日新聞
http://www.chunichi.co.jp