阪急電鉄が今秋より、新型車両を導入
阪急電鉄株式会社が、神戸・宝塚線に「1000系」、京都線に「1300系」を新造し、今秋より新たに導入すると発表しました。
新たな1000系・1300系は、“静かさ”と“省エネルギー性能”の向上を目指して新造され、ブレーキなどに使われるシステムなどには低騒音型機器を採用し、車内外の騒音の低減を図る他、すべての照明機器をLED化することで、既存車両の約50%にあたる消費エネルギーの削減に成功しています。
安全性、デザイン性でも向上を目指す
この他にも、車体には強度向上のための設備が施されている他、車内設備でも極力角部が出ないような安全性への配慮も施されています。さらに各車両に車いすスペース、転落防止幌などを設備し、バリアフリー設備も充実しています。
また、阪急電車の特徴でもある外観は、既存のマルーンとアイボリーの車体色を継承しながらも、すっきりとした印象を与えるデザインに変更されています。
編集部 つつみ さえこ
「新型車両 1000系・1300系をこの秋より導入します!」阪急電鉄株式会社※PDF
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER201306061N1.pdf