エナテックスが太陽熱利用の省エネ給湯器を本格展開
ロードヒーティング・屋根融雪・床暖房設備などの製造・施工しているエナテックス(石川県・金沢市)が太陽熱利用で省エネ効果の高い給湯システムを本格展開すると中日新聞が報じている。
エナテックスは7月に東京営業所をオープンして販売体制を整え、5年後の2018年の売上高、20億円を目標にしている。
ツインパワー給湯器
2011年に開発された「ツインパワー給湯器」は、集熱パネル(屋根に設置)、貯湯タンク(地上に設置)、ヒートポンプで構成されている。
集熱パネルの裏に長さ13mの長さの銅管を張り巡らし流した水を直接温める仕組み。特長は銅管の長さが他社製品の約10倍の長さで、流量を多くすることで短時間で水温が45度まで達する為、朝からお湯が使えるという。
外気温が3度以下になると集熱器内などの水を自動で排水して凍結を防ぐ機能は業界初。日光が少ない日には補助装置のヒートポンプでお湯を沸かすことが出来る。
環境に優しい
CO2排出量は電気温水器の約16分の1、都市ガスの約6分の1、LPガスの約8分の1で環境にも優しい。また、年間経費はLPガスの約13分の1、電気温水器の約10分の1、エコキュートの約3分1になっている。
エナテックス
http://www.enetecs.co.jp/index.htmツインパワー給湯器
http://www.enetecs.co.jp