京王電鉄が環境配慮型の事務所を新設
今月29日(土)、京王電鉄株式会社が環境に配慮した設備を組み合わせて活用する鉄道現業の事務所をオープンする。
新たにオープンする事務所は、京王線高幡不動駅にもともとあった高幡乗務区と施設管理所を統合して建設されたもので、従来の施設に比べて省エネ効果は約30%も見込まれている。
太陽光発電設備などを使って、省電力・節水に取り組む
建物の特長は主に太陽光発電設備で、日中使用する電力の一部を太陽光発電でまかなう。さらに照明には、ブラインドの角度などを自動調節して、必要最低限の電力量で室内の明るさを保つ「環境省エネ器具」や「LED照明」を採用して、消費電力量をカットする。
また空調設備には、冷暖房の負荷を軽減する「全熱交換換気設備」などを採用する他、建物には日照を抑える効果がある「再生木ルーパー」や、断熱効果のある「断熱塗装」を採用している。
この他にも、建物内のすべてのトイレに「節水型衛生器具(便器)」を採用して節水にも取り組む。
編集部 つつみ さえこ
「多彩な環境配慮設備を採用した鉄道現業の事務所を開設します」京王電鉄株式会社※PDF
http://www.keio.co.jp/news/backnumber/news_release2013/