再生可能エネルギーの利用促進と地域の活性化に貢献
鳥取市が、再生可能エネルギーの利用促進と公共施設の有効活用などを目的として、市有施設である市内9ヶ所の小中学校の屋根を有償で貸出す「屋根貸出し事業」を実施すると発表した。
「屋根貸出し事業」は、昨年7月に固定価格買取制度が始まったことにより、すでに神奈川県などの一部の地域で実施されており、新しいビジネスモデルとして、屋根を借りたい地元の発電事業者と地域の市有施設の有効活用に貢献している。
今秋より「屋根貸出し事業」による太陽光発電事業スタート
本事業の実施にあたり同市は、今月1日より地元の発電事業者の募集を開始。さまざまな審査基準を経て、今月下旬頃に事業者を決定する。また、選ばれた事業者は、各施設に太陽光発電設備を設置し、10月下旬から売電開始の予定となっている。
施設の使用期間は、1施設につき最長20年間で、事業者は5年毎に使用許可申請の許可を受ける義務がある。また、期間終了後には原則、もとの状態に戻すことが条件だ。
編集部 つつみ さえこ
「公共施設の屋根貸出し事業による太陽光発電事業者を募集します」鳥取市公式ウェブサイト
http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1372409367453/index.html「県有施設の「屋根貸し」による太陽光発電事業」神奈川県ホームページ
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f430230/