三菱電機がハンドドライヤー「ジェットタオル」の省エネ性をアピール
三菱電機は風の力で手についた水滴を吹き飛ばす「ジェットタオル」を1993年に世界で初めて製品化している。国内のハンドドライヤー市場で、現在約40%のシェアを持ちトップに立っている。2位のTOTO、3位のパナソニックを大きく引き離すことを目標に、省エネ性や静音性、清掃のしやすさをアピールしていく。
ハンドドライヤーの省エネ性
ペーパータオルのような紙ごみを一切出さず森林資源を守っている。木(高さ8m・直径14cm)1本でペーパータオル約2万枚分になる。10階建てオフィスビルの1日消費枚数は約13,000枚だというので毎日、木を1本近く失っていることになる。ハンドドライヤーの気になる電気代は10円で460回の使用が可能だという。
特長
水にふれる部分の菌の繁殖を抑制した抗菌加工。本体の吸気口と風路を水滴の回収路から分離した独立風路方式。衛生性が気になる手挿入部とドレンタンク・ドレン水路に耐薬品性樹脂を採用し、トリプル衛生を実現した。
市場拡大を期待
国内約1200万カ所の業務用トイレの内、ハンドドライヤーの設置率は8%で、ペーパータオルの設置率は17%、布タオルは5%。手を拭いたり乾かしたりする設備を持たないトイレは全体の約7割に上るため、今後もハンドドライヤーの市場拡大が期待できるという。
三菱ハンドドライヤー ジェットタオル
http://www.mitsubishielectric.co.jp